妊婦さんの着付け・事前チェック

通常の妊婦さんであれば、着付けの予約を入れられる時点で妊婦である旨を伝えられると思います。

 

流石に、言われないとわかりませんからね。。。もちろん当日気づいたら、妊婦さん向けの対応をします。

 

事前に妊婦さんだとわかっていれば以下の点を確認しておくと、当日バタバタせず、また妊婦さんも安心して当日に挑めるかと思います。

 

1.妊娠何ヶ月か。

  →個人差は当然あると思いますが、全体において大体の目安となりますよね。

2.切迫のおそれなど、医師に安静を指示されたりハリ止めを処方されていないか。

  →何かあってからでは遅いので、無理して着物を着ないようにしてもらいます。

3.つわりはないか

  →同じように、つわりがひどいと着物を着てもつらいと思います。

4.何時間ぐらい着物を着るか、屋外を歩くか

  →それによって、お腹周りの防寒対策、紐や帯の締め具合も変わってくると思います。

4.お腹が大きくなってきた方の場合

  →場合によっては帯の長さが足りない、着物の幅が足りない、ということがあります。

   元々の体型が痩せ型の場合は、大丈夫かと思いますが、

   通常体型の私が妊娠7ヶ月お腹周り90cmぐらいから、後幅29cm前幅24cmの着物は前の

   あわせが足りなくてすぐはだけてきました。

   紐でも、裾よけの紐が一番短くて、同じぐらいの時期から結べなくなりました。

  

   ですので、二人目の方などは、もっとお腹が大きくなりやすいかと思いますし、元々大柄な

  方は、紐自体が足りないという可能性があります。その場合は、着付け師の方で晒しを細く

  切るなどして長尺の紐を準備しておきます。

   帯の長さが足りないとき、帯締めの長さが足りないときの対処はこちら

  →妊婦さんの着付け・帯の長さが足りないときの小鼓太鼓

   また、着物の幅が足りない可能性がある方には、はだけやすくなる旨を事前に伝えておき

  ましょう。