着付け用の小物は、基本的に妊娠前と同じものを使って特に問題ありません。こちらは、私が自分自身で色々な小物を使ってみて、より楽に過ごせたもの、着崩れがしにくかったものをご紹介いたします。

妊娠初期はつわりがひどくてつらい、妊娠中期からはお腹が大きくなってくる。そんな妊婦さんにおすすめなのは、ゴムのウエストベルトです。

もちろん、モスの腰紐でも特に着付けで不都合は生じないのですが、長時間いると、本当に上手な位置に腰紐をしていないと、つらいです。キュっと締めるのも躊躇してしまいますしね。マジックテープがついたタイプは長さが足りなくなったりするので、やめましょう。

自分で着付けされる方は→ウエストベルト

着付け師さんに着付けてもらうときは→モスの腰紐

と使い分けるといいと思います。

妊娠すると、授乳に向けて胸が大きくなりますね。洋服用のブラジャーのサイズが合わなくなる方も多いかと思います。そういった方は、普段使われているスポーツブラやカップつきキャミソールをそのままお使いいただいても特に問題はありません。

しかし、一番高い位置に合わせて凹凸をなくすためにタオルや綿で補正をしていくので、どうしても大きく大きくなってしまいます。ですので、胸元をすっきりとスリムに見せたい方は、和装用のブラジャーをお使いになることをおすすめします。

 自分で着物を着る方には特におすすめです。浴衣の時でも使うと、胸元の崩れが全然違いますよ。

また、お腹が大きくなると、長襦袢の身幅が足りなくなります。私の場合は、お腹が大きくなった期間は二部式の長襦袢を使っていました。肌着の部分の脇を下から縫い目を少しほどくと、きれいにお腹をカバーしてくれます。

 裾よけは私の場合はもう裾よけの紐が足りなくなり、他の紐をつけるのも面倒だったので、ステテコだけで過ごしていました。